キャリア+格安SIMの合わせ技が簡単に! IIJmioの「eSIM」で通信費を節約しよう
毎月の通信料を抑えるため、格安SIMを検討しているものの、何となく踏ん切りがつかない……そんな人は多いだろう。MNP(番号ポータビリティ)で電話番号を移すのは、コストだけでなく、手間もかかるからだ。また、通話定額が手放せなかったり、家族割引や光回線のセット割を受けていたりするため、大手キャリアを離れづらいというケースもある。実際、こうしたセット割引は大手キャリアの解約率を下げており、形を変えた“縛り”にもなっている。
そんなユーザーに、オススメの新サービスが始まった。IIJ(インターネットイニシアティブ)がIIJmioで提供している「eSIMプラン(ベータ版)」がそれだ。iPhone XS、XS Max、XRでは、eSIMを使えばDSDS(デュアルSIM/デュアルスタンバイ)で2回線を同時に使えるようになる。大手キャリアの契約を残したまま、データ通信だけをIIJmioに切り替えることができるというわけだ。大手キャリアの回線は音声通話専用にして2回線目にデータ専用を足しても、料金は1回線のときより安くなる。
このeSIMを、早速使ってみた。サービスの基本から導入方法までを、ここでチェックしておこう。
eSIMってそもそもどんなサービス? IIJだけが対応しているのはなぜ?
そもそもeSIMとは何か。サービスが始まったばかりのため、まだ耳慣れない人も多いだろう。従来、スマホにはプラスチック製の「SIMカード」を取り付けて利用していたが、eSIMではSIMカードを使わず、スマホ本体内に代わりになる部品を埋め込んでしまおうという技術だ。IIJmio「eSIMプラン(ベータ版)」は、この新しい技術に対応した通信サービスだ。
SIMカードには、契約者を識別するための情報が書き込まれている。これを差し替えることで、端末を変えても、契約者情報だけを簡単に新端末に移行できる。このSIMカードに相当するICチップを端末の中に埋め込み、なおかつソフトウェアで自由に書き換えられるのがeSIMの特徴だ。eSIMに契約者情報を書き込まれたデータを「プロファイル」と呼ぶが、プロファイルは、インターネット経由でもダウンロードできる。メリットは、ショップなどに出向く必要なく、いつでも特定のキャリアと契約できること。時間や場所に捉われず、今まで以上に契約から利用までの手間が少なくなる。
eSIMを内蔵した端末は徐々に増えているが、中でもインパクトが大きかったのは、AppleのiPhone XS、XS Max、XRが対応したこと。端末ごとに見たときの販売台数が多く、世界各国で普及しているからだ。日本版のiPhone XS、XS Max、XRもeSIMに対応。しかもAppleが直接販売するSIMロックフリー版だけでなく、大手3キャリアが販売するSIMロック版も、SIMロックを解除するだけでIIJmioのeSIMを利用することができる。
では、なぜ格安SIMの中で、IIJmioだけがeSIMを使ったサービスを提供できたのか。その答えは、フルMVNOにある。日本では、大手キャリアとフルMVNOしかSIMカードが管理できない。その他のMVNOはライトMVNOとも呼ばれ、SIMカードは大手キャリアから貸与されている。そのため、SIMカードの中の情報も、MVNOは管理できない。加入者管理機能を持ち、SIMカードを管理できることが、eSIMプロファイルを提供するための前提条件なのだ。
大手キャリアも提供できる条件は備えているが、今のところ国内で使えるサービスは始めていない。タブレットやスマートウォッチなど、副回線用にeSIMが活用されている一方で、メインで使うスマートフォン向けのサービスは未導入だ。
eSIMのサービスは、現状はβ版という位置付け。契約できるのは、高速通信可能なデータ容量(クーポン)を6GBまで利用できる、月額1520円(税別、以下同)の「ライトスタートプラン」。IIJmioの通常のサービスと同様、「みおぽん」アプリにも対応しており、高速データ容量のON/OFFはアプリで変更できる。余ったデータ容量は、翌月に繰り越すこともできる。新契約の際は、通常3000円の初期費用がかかるが、9月2日からのキャンペーンでは、これが1円に。しかも、月額料金も3カ月間、1000円の割引を受けられる。なお、割引を受けられるのは契約の翌月からで、初月の料金とデータ容量は日割りになる。
eSIMは対応機種が限定されており、国内のスマートフォンは現在のところ、上記のiPhone3機種のみ。ただし、最新のiPadやPCなど利用できる端末は徐々に増えてきている。キャリアが販売するiPhoneでも利用できるが、ドコモも含めて、SIMロックの解除も必須になる。Webからなら無料でできるが、割賦で購入した直後など、解除ができない期間もあるため、SIMロックが解除可能かどうかはあらかじめ確認しておきたい。
また現状、eSIMで利用できるのはデータ通信のみで、音声通話は利用できない事にも注意したい。当然ながら、MNPもできない。
eSIMプランを追加して年間1万7760円の節約、使える容量はそのまま
料金はどう変わるのか。1回線のときは、auの「新auピタットプラン」を契約しており、6GBいかないぐらいまでデータ通信を使っていた。家族3人でauを契約していたため、「家族割プラス」が適用され、毎月の料金は4980円だった。ここにIIJmioのeSIMプランを足すと6500円になるが、そこまで単純ではない。データ通信にIIJmioを使うことで、auのデータ通信量が減り、結果として料金も下がるからだ。
全てIIJmioでデータ通信をまかなったとすると、au側は1GB未満になり、新auピタットプランの最低利用料金である1980円まで下がる。eSIMプランの1520円と合算すると3500円。auだけで使っていたときよりも料金が1480円も安くなっている。1年に換算すると、1万7760円と、かなりの節約になることが分かる。しかも、au側も1GB未満まで利用できるため、使える容量も約7GBまでと変わっていない。
IIJmioのeSIMプランも、他のプランと同様、余ったデータ容量の繰り越しに対応しているため、毎月の利用量が大きく変動する人も安心だ。先に挙げたみおぽんを使ってクーポンをオフにすることで、意図的にデータ容量を余らせることもできる。大手キャリアの段階制プランには繰り越しがないため、データ通信の使い方の柔軟性も上ったといえる。
10分もかからずPCの前ですぐに契約可能、設定も簡単
前置きはここまでにして、早速iPhoneにIIJmioのeSIMを設定してみた。利用したのは、auのSIMロックがかかったiPhone XS。購入から101日経過していたため、SIMロックは「My au」で簡単に解除できた。料金も無料だ。
その上で、IIJmioのeSIMプランのサイトにアクセス。サイト内にある、申し込みボタンから手続きを行った。後々にQRコードを読み込む必要があるため、契約&その後の手続きはPCもしくは、設定するiPhoneとは別のスマホで行うといいだろう。契約は、新規で「mioID」を取得し、プランや料金を確認した後、支払いに使うクレジットカードを登録。契約が完了し、しばらく経つと、アクティベーションコードの準備が完了した旨のメールが届いた。
このメールに書かれたURLにアクセスし、mioIDを入力。アクティベートするサービスコードを選んで「決定」ボタンをクリックすると、PCの画面にQRコードが表示される。このQRコードをiPhone XSで読み取ると、eSIMプロファイルをダウンロードできる。ちなみに、プロファイルのダウンロードにはインターネット回線が必要になる。モバイル回線でも問題なくできることは確認しているが、失敗のリスクを減らすため、Wi-Fiへの接続が推奨されている。家や会社など、回線状況が安定した環境で設定するようにしたい。
QRコードの読み取り画面は、「設定」アプリから呼び出す。「設定」→「モバイル通信」とタップしていき、「モバイル通信」の画面では、青い文字で書かれた「モバイル通信プランを追加」をタップする。次の画面が現れるのと同時に、カメラが起動する。このカメラで、PCの画面に表示させたQRコードを読み取ろう。読み取りは非常に速く、枠内にQRコードが収まりきる前に完了してしまう。
ここからは、基本的に画面の指示に従っていくだけでいい。「モバイル通信プランを追加」という画面では、画面下の「モバイル通信プランを追加」のボタンをタップ。次に現れる「モバイル通信プランの名称」も、そのままでよければ「続ける」ボタンをタップすればいい。主回線と副回線、それぞれの回線に分かりやすいラベルを付けたいときは、「主回線」「副回線」をタップしよう。ここでは、IIJmioのeSIMであることが分かりやすいよう、「副回線」をタップし、「カスタム名称」に「IIJ」と入力した。
次に「デフォルト回線」を選択する画面が表示される。IIJmioのeSIMプランはデータ通信のみなので、「“IIJ”をモバイルデータ通信にのみ使用」にチェックを付け、「続ける」をタップする。これで設定が終わり、QRコードを読み取る前の「モバイル通信」の画面に戻った。iPhoneのアンテナピクトが上下2段に分かれているのが確認できるはずだ。上段が現在データ通信中の回線になり、キャリア名には「IIJ」と表示される。
ちなみに、設定の途中で「保証されていないモバイル通信プラン」といったアラートが表示されるが、特に問題はないので、「OK」をタップしよう。これは、AppleがeSIM対応キャリアとして登録していない場合に表示されるアラートだが、iPhoneで利用できることはIIJ自身で確認済み。Apple側が関知していないことを示すためのものと理解しておけばいい。
ただし、この状態だと「インターネット共有(テザリング)」のスイッチがオンにできない。インターネット共有を利用する場合は、APNの設定が必要になる。APNは、「モバイル通信」の画面で「IIJ」を選択し、「モバイルデータ通信ネットワーク」をタップして入力する。APN入力画面の一番下にある「インターネット共有」のAPN欄に「iijmio.jp」、ユーザ名に「mio@iij」、パスワードには「iij」と入力しよう。
通信品質は通常のIIJmioと同じだ。混雑状況に左右されるため、時間帯によって速度は変わるが、Webサービスを表示したり、音楽のストリーミングサービスを利用したりするには、十分なスピードが出ている。フルMVNOとはいえ、おおもとのネットワークはドコモなので、エリアも十分広い。屋外はもちろん、ビルの中や地下街に入っても圏外になることはまれで、安定して通信を利用できた。
また、DSDSを利用するため、普段使っているauの電話番号で電話の発信、着信ができた他、その電話番号で認証している各種サービスも問題なく利用できた。LINEの年齢認証は、大手キャリアが提供するシステムを使っているが、これにも主回線のau回線が利用できた。
データ通信を切り替えたいときは、「設定」→「モバイル通信」で「モバイルデータ通信」を開き、チェックを主回線に付けるだけ。IIJmioのeSIMはみおぽんにも対応しており、クーポンを節約したいときは、オフにすることもできる。App Storeからアプリをダウンロードしておくといいだろう。
繰り返しになるが、9月2日からはキャンペーンも実施されており、初期費用はわずか1円。通信料も3カ月間、1000円引きになり、月額520円で済む。2年縛りのような長期契約を結ぶ必要もないため、iPhone XS、XS Max、XRを持っているユーザーは、お試し感覚で使ってみてほしい。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1909/10/news008.html
「F(x)tec Pro1」レビュー ポケットに収まるサイズ感、QWERTYキーは日本語入力が快適
「F(x)tec Pro1」は、英国のFX Technologyが開発したハードウェアQWERTYキーボード搭載のAndroidスマートフォンだ。奇遇にも、既にレビューを掲載した「Cosmo Communicator with HDMI」を開発したPlanet Computersも英国企業だったが、日本で取り扱う販売代理店も同じリンクスインターナショナルだ。日本での取り扱いは7月から始まった。価格は大型量販店で10万9880円(税込み※ビックカメラ.comの場合)だ。
QWERTYキーボードを搭載したこと、そしてディスプレイを開くことでスレートスタイルとクラムシェルスタイルとを使い分けることができることから、Cosmo Communicatorと「同類のスマートフォン」と思う人も多いかもしれない。しかし、本体のサイズや重さ、そして、ディスプレイを開く方法、さらには、キーボードのサイズとレイアウトなどの違いから実際の運用は大きく異なる。ここでは、F(x)tec Pro1を実際に使用したレポートとして、キーボードによる日本語入力の使い勝手を中心に評価した。
閉じればiPhone 11 Pro Maxに近いサイズ感でポケットにも収まる
ハードウェアQWERTYキーボードと搭載したスマートフォンというと、Unihertz TitanやCosmo Communicatorのように「大きくて重い」デバイスになりがちだ。しかし、F(x)tec Pro1の本体サイズは、73.6(幅)×154(高さ)×13.98(奥行き)mm、重さは243gと“常識的”な範囲に収まっている。
これは「iPhone 11 Pro Max」の幅(77.8mm)、高さ(158.0mm)、重さ(226g)とほぼ同等だ(さすがに奥行き8.1mmは相当異なる)。ただ、iPhone 11 Pro Maxのディスプレイサイズが6.5型(解像度2688×1242ピクセル)なのに対して、F(x)tec Pro1はサイズが6型、解像度が2160×1080ピクセルと一回り小さい。なお、ディスプレイパネルには、アクティブマトリクス式有機ELを採用する。
スマートフォンとしては、ぎりぎり常識的なサイズと重さに収まったおかげで、持ち歩き、特にポケットへの収まりはUnihertz TitanやCosmo Communicatorと比べて格段によくなった。ズボンの後ろポケットなら問題なく収まり、座った状態でも存在を主張しない。ちなみに、幅が広い太身のUnihertz Titanは座った状態におけるお尻の丸みに逆らって存在を主張する。ジャケットの内ポケットでも厚手のスリーシーズンならば形崩れは発生しない(薄手の夏用ジャケットではさすがに無理だが)。
本体搭載のインタフェースには、充電用のUSB Type-Cとイヤフォンジャックをそれぞれ1基備える。また、無線接続としては、IEEE 802.11 acまでカバーするWi-Fi 5とBluetooth 5.0+LEに対応する他、NFCも利用できる。
本体カメラは、通常のスマートフォンと同様、アウトカメラとインカメラの構成になる。アウトカメラの有効画素数は1200万画素(F1.8、焦点距離4.36mm)、インカメラの有効画素は500万画素(F2.0、焦点距離2.51mm)だ。インカメラはビデオ会議などで利用することになるが、多くの場合、本体を横長にした状態で使うため、レンズの位置の関係で自分の顔を左前から撮影することになるのはCosmo Communicatorと同様だ。
ディスプレイもCosmo Communicatorと同じく決まった角度でのみ開くことになる。その角度は約155度と広い。ただ、使うスタイルが「両手持ち親指タイプ」が基本となるので、一見「開きすぎだろ」と思っても使ってみたら、これぐらいがちょうどいい角度になる。
英語配列なのに日本語入力が快適な理由
F(x)tec Pro1は、ディスプレイを開いてハードウェアQWERTYキーボードを使う。ただし、同じディスプレイを開いてハードウェアQWERTYキーボードを使うCosmo Communicatorとは使い勝手がだいぶ異なる。
クラムシェルのようにディスプレイを「パカッ」と開くCosmo Communicatorでは、ディスプレイを閉じた状態では1.9型サブディスプレイに表示する通知の確認にとどまる。しかし、F(x)tec Pro1はディスプレイを「シュルン」とスライドする機構を採用しているので、キーボードを収納したスタイルでもメインディスプレイが外側にあって、通常のスマートフォンと同様に使える。「タッチ操作が主/キーボードが従」「タッチ操作は従/キーボードが主」とユーザーの使い方や利用目的、主に使用する場面などに応じて、幅広く適用できるのがF(x)tec Pro1の特徴といえる。
そのキーボードだが、本体サイズがCosmo Communicatorと比べてコンパクトなので、使い勝手は大きく異なる。キーピッチは実測で横方向に9.5mm、縦方向に6.5mm確保する。キートップサイズは横方向に8mm、縦方向に5mmでキートップ中央が頂点となるような緩やかな曲面を形成している。
キーボードを使えるような形態にするとクラムシェルスタイルになるので、本体を卓上に置いて両手を使ってタイプをしたくなる。しかし、キートップのサイズやキーピッチ、そして、タイプに要する力加減を考えると、両手を使ったタイプではなく、両手で本体を保持し、両手の親指を使うタイプが適している。
とはいえ、実際に試してみると、本体の幅がほんのわずかに長く、両手持ち親指タイプはできるものの、本体を微妙に傾けたり手首の角度を変えたりする必要がある。ただ、クリックの感触、タイプに要する力加減、ストロークは、親指タイプでちょうどよい加減だ。しかし、クラムシェルノートPCのような両手タイプは一転して難しい。実際に試してみると、スペース的には片手あたり2本指の4本指タイプが現実的な限界だ。そして、キーを押し込むのに必要な力が両手打ちには硬すぎる。快適なキータイプをしたいと思ったら、わずかに本体が大きいと感じても、両手持ち親指タイプがベストだ。
キーレイアウトは英語配列でキートップにかな刻印もない。しかし、それでいて日本語の文章を入力すると、Unihertz TitanよりもCosmo Communicatorよりもタイプしやすい。Unihertz TitanやCosmo Communicator、そして8型以下のディスプレイを搭載した超小型PC(UMPC)も、狭いボディーにキーボードを搭載するために、ShiftキーやAltキー、CtrlキーにFnキーなどと組み合わせたショートカットで記号を入力することが多い。
一方、F(x)tec Pro1では記号キーの多くを専用キーで用意している。特に、長音、句点、句読点を専用キーで用意しているのに加えて、標準的なキーボードとほぼ同じ場所に配置しているおかげで、日本語文章の入力が快適になっている。
なお、日本語文章の入力で使用頻度の高いカギカッコも専用キーを用意しているが、場所が通常の右上(Pキーの右隣)から左下(Zキーの左隣)に移っているので、慣れないうちは戸惑うが、いったん慣れてしまえばショートカットでないので使いやすい。場所的にも左手の親指で押しやすいので、評価作業中でもすぐに慣れた。カーソルキーも独立しているのでカーソルポジションの指定が楽だ。
また、主に記号キーに刻印した副次的な記号を入力する場合、通常Shiftキーとの組み合わせで有効になる。しかし、F(x)tec Pro1ではShiftキーではなく、特別に設けた「右上矢印」キーとの組み合わせで有効になる。親指タイプの場合、片側にしかないとタイプに苦労することもあるが、両側に用意しているので問題ない。
他に、Shiftキー、Ctrlキーも両側に備えている。CrtlキーはC、X、Zキーとの組み合わせでコピー、カット、ペーストとして利用できる。カーソルキーが独立してあるので、「カーソルキーで範囲を指定してCtrl+C、Ctrl+Xでコピー、または、カット。Ctrl+Vでペースト」といったPCのテキストエディタで文章入力中によくある作業をAndroidデバイスでも簡単に使えるのは、大きなメリットだ。
レイアウトで戸惑うのは、先ほど述べたカーソルキーの他に、Aキーの左脇にあるバックスラッシュキーだろう。どうしても「Aキーの左はCtrlキー、もしくはCapsLockキー」という認識が強いと、違和感が長く残るかもしれない。実際、評価作業において、キーボードをタイプするときに最後まで気になったところではある。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2008/10/news011.html
ボリッシュを加えて大人ポップネイルに
ボリッシュを加えて大人ポップネイルに
STEP1:すべての指にミルクベージュのポリッシュを2度塗りする。
STEP2:親指に水色、人さし指と薬指にホワイト、中指にラベンダー、小指に黄緑のポリッシュで
STEP3:仕上げに、すべての指にトップコートを塗って完成。
ウェーブのカラフルなラインを入れて、いつものベージュネイルをカジュアルダウン。きっちりとしたラインではないから、力の抜けたおしゃれを楽しめる。人さし指と薬指のラインをホワイトにすれば、カジュアルになりすぎない。
“容量無制限”に引かれて「arrows 5G」を契約するまでのドラマ
ドコモ、au(KDDIと沖縄セルラー電話)やソフトバンクの5G通信サービスが始まって4カ月が経過しました。各社共に5Gのサービスエリアは“スポット”のままですが、少しずつスポットは広がっている印象です。
本当はサービス開始日に5Gスマートフォンを購入したかったのですが、どうしてもNTTドコモの「arrows 5G F-51A」が欲しかった筆者は先日、ようやく5Gデビューを果たせました。
編集長の5Gデビューに遅れること約4カ月。その道のりは長いものでした……。
発表日:オンラインショップで予約しようとして「引っかかった」
F-51Aは、発表時に購入を即決。手持ちのXi(LTE)回線を契約変更して手に入れることにしました。事務手数料(税込み3300円)を節約するため、今回はドコモオンラインショップを使うつもりでした。
「善は急げ」と、発表直後にドコモオンラインショップで予約手続きをした後で、「5Gスマートフォンご購入時の注意事項について」という注意書きが目に入りました。とりあえず読んでみるとこんなことが書いてありました。
5Gスマートフォンの購入にあたり、5G料金プランへの変更が必要です。ドコモオンライン手続きにてシェアパック・2台目プラスを解約後に、購入手続きに進んでください。
また、シェアパック・2台目プラスを契約中かつ、ドコモ光を契約中の場合はインフォメーションセンター(151)にお電話ください。
予約をした当時、筆者はシェアパックとドコモ光を契約していました。つまり、このまま予約したとしても、発売日の3日前から受け付けられる商品購入の手続きに進めない状態だったのです。
仕方ないので、予約をすぐにキャンセルし、実店舗で購入すべく再予約しました。
3月下旬:ドコモショップでプラン変更(ある意味でクライマックス)
実店舗での予約に切り替えた筆者ですが、オンラインショップでの購入を諦めきれません。
筆者が5Gスマホをオンラインショップで購入するには、購入時にひも付ける回線をシェアグループから外すしかありません。しかし、不幸(?)なことに、その回線はシェアグループの代表(シェアパックの契約回線)で、グループから外すには煩雑な手続きが必要です。
そこで、筆者の手持ち回線を可能な限り「ギガホ」や「ギガライト」に切り替えてしまおうと考えたのですが、シェアグループには母名義の回線も組み込まれていました。母にはギガライトがちょうど良いと考えたのですが、ふいに容量を使いすぎると、今までよりも通信料金が高くなる可能性も否定できないため、母への事前説明は必須です(関連記事)。
自分で全て説明するのは面倒である――筆者は考えました。母と一緒にドコモショップに行き、店員さんから説明を受けながらプランを変えてしまおうと。母と連絡を取り合い、実家近くのドコモショップの来店予約も取りました。準備は万端なように見えました。
しかしその後、新型コロナウイルスの感染者数の増加が深刻な状況となりました。母には持病もあります。筆者が帰省して一緒に手続きをするのは、率直にいって“リスクフル”です。
結局、母にはどういうプランに変わるのかを30分かけて電話で説明し、その上で筆者の自宅近くのドコモショップで手続きすることにしました。
当初の計画では、母の回線を含めて「月々サポート」がない回線だけを新プランに移行し、残る回線は月々サポートが満了してから新プランに変える予定でした。しかし、ドコモショップで計算をした所、月々サポートを「捨てて」もトータルの月額料金を安くできることが判明したため、全回線を新プランに移行することにしました。
念のため、控えの書類は紙に印刷してもらいました。しかし、枚数が多すぎて封筒に入らなかったため、手提げの紙袋に入れてもらうことに……。枚数が多いのは、「解約金留保」に関する説明(参考記事)を含む料金についての「説明書」が複数付属したためです。
ともあれ、これでオンラインショップでも契約変更できるようになりました……が、新型コロナウイルスの影響で心にゆとりがなかったせいか、実際の再予約は6月18日となりました。
7月下旬:発売日決定! ついに購入手続き!
憂いを払拭(ふっしょく)し、F-51Aを再予約してから約1カ月。7月22日にF-51Aの発売日が発表されました。「5G WELCOME割」を適用した場合のオンラインショップでの販売価格は、税込みで11万2008円。発表当初の予想価格(12万円超)よりも安くなりました。
オンラインショップで新製品を購入する場合、事前予約をしていると最短で発売3日前の午前10時から購入手続きを行えます。F-51Aは7月30日発売となったので、7月27日午前10時から手続きできるはずです。
ただし、以下のいずれかのケースに当てはまると、発売日に端末を入手できないか、できない可能性があります。
- 端末を新規契約で購入する場合(契約審査を購入完了後に行うため)
- 端末の予約数が非常に多い場合(予約数>入荷数だと予約順に案内される)
今回の手続きは「契約変更」なので、在庫の引き当てさえうまくいけば発売日に入手できる……はずなのですが、再予約したのが筆者的には「遅め」だったので、不安もよぎります。
そんな中、7月27日午前10時を迎えました。予約履歴をチェックすると……。
ステータスが「商品入荷済み」、つまり速やかに購入手続きを完了すれば発売日に手に入る状況です。早速手続きを進めます。
手元資金の都合で、F-51Aは「12回払い」で購入することにしました。支払い方法選択し、支払い額の計算が行われる……と思いきや、なぜか計算書が表示されません。
若干焦りつつチャットサポートに助けを求めた所、「いったん前の画面に戻り、再度進めてみてください」という旨の案内を受けました。その通りに操作したら、計算書がしっかりと表示され、先に進めました。
最終的に分割払いの審査も通過し、7月30日午前中にF-51Aが届くことが確定。良かったです。
7月30日:F-51A到着! 開通手続きとSIMロック解除を実施!
7月30日は早起きをし、F-51Aを待ち構えることにしました。午前10時前、自宅の呼び鈴が鳴り、F-51Aが届きました。スマホにしてもPCにしても何にしても、ガジェットは届いた瞬間が一番うれしいものですね。
繰り返しですが、今回はXiから5Gへの契約変更に伴う端末購入です。端末が届いたら、速やかにXi契約から5G契約への切り替え手続きを行う必要があります。
ドコモの場合、Xiから5Gへの契約変更ではUIM(SIM)カードの交換は原則として行われません(参考記事)。Webまたは電話で切り替え手続きを行った後、今までXi端末で使っていたUIMカードを5G端末に差し込めば「5Gデビュー」です。
初期設定の完了後、「My docomo」(契約者用Webサイト)からSIMロックの解除手続きも行いました。他キャリアの5Gサービスでも使えるようにするためです。
手続き手順は2015年8月時点からあまり変わっていませんが、Android端末もIMEI(端末識別番号)を入力して解除対象を指定するようになったため、端末の区分選択は不要となりました。この入力を楽にするために、中古のバーコードリーダーを購入しておいたことは内緒です。
SIMロック解除には、ドコモ“以外”が発行主体となるSIMカードも原則として必要です。今回は手元に沖縄県で契約したUQ mobileのSIMカードがあったので、それを使いました。
SIMロック解除コードの入力画面にMy daizのマチキャラが出てきて、若干難儀しましたものの、無事SIMロックを解除できました。
発表日からずっと待ちこがれていたF-51Aがようやく手に入りました。今後は5Gの“実力”を知るべく積極的に使っていこうと思います。特に、ミリ波エリアを早く試したいですね……。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2008/13/news047.html
シルバー+ピンクベージュの上品ネイル
シルバー+ピンクベージュの上品ネイル
STEP1:すべての指に、サンドベージュのポリッシュを2度塗りする。
STEP2:すべての爪の根元にベースコートを塗り、ベージュのシェルとゴールドラメを散らす。
STEP3:薬指のみ、2の上に三角のゴールドパーツをおく。
STEP4:仕上げに、すべての指にトップコートを塗って完成。