2017年のモバイル業界を振り返る(2月編):大容量プランを使い切る人たち/パワーアップした4K [ブログ]

2017年のモバイル業界を振り返る(2月編):大容量プランを使い切る人たち/パワーアップした4K

 

2017年も多数の話題がモバイル業界をにぎわせました。ここでは、2017年1月~12月のITmedia Mobile月間アクセスランキングを紹介し、各月で注目を集めたトピックを振り返っていきます。

今回は2月のランキングをお届けします。

ITmedia MobileMonthly Access Top10

2017年2月1日~2017年2月28日

  1. スマホの通信容量20GBプランでも使い切ってしまう人たちは何に使っているのか
  2. なくしたタブレットが謎の移動を開始 GPSでめちゃくちゃ追跡してみた
  3. データ通信やテザリングができない――au回線のMVNOサービスで起きている問題
  4. 「LINEは使っていません」という人たちが考えていること
  5. Y!mobileが圧倒、UQ mobileは本家au並みの速度――「格安SIM」の実効速度を比較(au&Y!mobile回線1月編)
  6. 「お風呂でスマホを使うなんて信じられない」という人たち
  7. 「格安SIMにしたいのにできない人たち」が抱える悩み
  8. 4Kスマホが再び登場 ソニーモバイルが「Xperia XZ Premium」など4機種を発表
  9. 3年前の「iPhone 5s」がいまだに“現役”の理由
  10. iPhone 7/7 Plusの曲面ガラスを完全ガード――「ITG Full Cover」を付けてみた

ランキングの1位は、2016年9月から順次登場した大手キャリアの大容量データプランの容量を使い切ってしまう人の考え方をまとめた記事です。

 モバイル通信中も動画をはじめとする大容量通信をするユーザーが多いことと、家族内にいるそのようなユーザーが共有している通信容量を使い切ってしまうことがこのようなプランを生んだ背景です。

 しかし、このようなプランが生まれたことをきっかけとしてより多く通信するようになったユーザーも少なくありません。飽くなきデータ需要に対して、より大容量なプランが登場する動きも出てきています。

 飽くなきデータへの“欲求”は、どこまで続くのか。そして、それに各キャリアの設備は耐えきれるのか。「5G(第5世代移動体通信)」の規格確定が間近に迫る中、どうなっていくのか今後も目が離せません。

 2月といえば月末に「Mobile World Congress(MWC)」が開催され、スマートフォンの新機種が多く発表される頃合いです(日程によっては3月上旬にまたがることもありますが)。MWC 2017に合わせて発表されたスマホの中で、特に注目を集めたのが、ソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia」ファミリーの新機種です。速報記事も、ランキングの10位に入っています。

 特に、「Xperia XZ」のさらに上位に位置するフラッグシップモデル「Xperia XZ Premium」は、4K(2160×3840ピクセル)表示とHDR(広ダイナミックレンジ)表示を両立したディスプレイを搭載していること、最新プロセッサ「Snapdragon 835」を搭載したこと、カメラにメモリ積層型CMOSセンサーを世界初採用したことなどが大きく注目されました。

 日本国内では「Xperia XZ Premium SO-04J」として6月に発売されましたが、新色“Rosso(ロッソ)”の追加Android 8.0へのバージョンアップなど、とびきりのハイスペックさと息の長さを両立できるスマホになりそうな雰囲気です。


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